脳血管性認知症とは
脳血管性認知症とはアルツハイマー型認知症の次に発症しやすい認知症です。
言葉の通りに脳の血管に異常があった場合、脳血管性認知症となります。
では、脳血管性認知症とはどういうものなのでしょうか?
◎原因は脳梗塞!
脳血管性認知症の原因は脳の細い血管が詰まってなる“隠れ脳梗塞”です。
隠れ脳梗塞は命を落とす危険は極めてすくないですが、詰まっている血管の先に血液が流れないため、詰まった先の脳細胞が壊死ししてしまう状態のことを言います。
そうなると、詰まった脳の部位によって機能不全に陥るものが変わりますから、言葉を司るところで詰まれば言葉がうまく話せず、バランス感覚を司るところで詰まればバランス感覚が悪くなって歩けなくなり、記憶を司るところが詰まれば記憶障害になります。
こうやって隠れ脳梗塞により脳の一部が壊死した結果、発症する認知症が脳血管性認知症ということになります。